ディスク研磨で修復できなかったキズ

ディスク研磨が出来なかったディスクとはどんな物か?
ディスク研磨で修復できなかったキズについてお話いたします。

まずはディスクの状態を画像で確認ください。

円周キズ

よーく見ると盤面の中心に沿って溝のようなキズがついているのが確認できるでしょうか?

画像2

当初、研磨で簡単に消えるとタカを括ってディスク研磨をしたところ・・・

計6回、ディスク研磨の作業をしましたが結果は画像の通りキズは消えないままでした。

最初は通常のディスク研磨を2回しましたが、キズはとれず・・・

その後の4回はお客様の了承を得てディスク研磨の1番強いモードで作業をしています。

※プレンティーとブラッサという種類の研磨機があるので、2回ずつ計4回作業をさせていただきました。

※研磨で消えないキズ=データに達している可能性があります!


それでは、この模様のようなキズについて考察していきましょう!

まず、キズがついた原因とは?

お客様から聞いた話では、どうやら再生中にレコーダーが壊れてしまったようです。

この夏レコーダーが壊れてしまったという案件が多かった気がします。

熱や暑さで誤作動しているのでしょうか?

いつもと違う異音がしたらディスクの再生を止めて一度、確認して見ましょう。

本体もディスクも壊れてしまう最悪のシナリオは防げます!

さて今回の原因はというと・・・

ディスクを読み込むレンズがディスクを削る程、接触していたと考えられます。

レンズで読み込む場所が溝になっていてデータを読み込めない・・・

プレーヤーのレンズからディスクに光をあてて読み込みをしていますが、円周にキズがある事で通常のキズより遥かに読み込みにくい環境になってしまいます。

小さなキズの場合、読み込めない場所を飛ばして読み込める場所から再生していきますが今回のキズのある場合は、円状にレンズを当てて読み込ませますので飛ばした先も読み込みが出来ず止まってしまう原因となります。

研磨が出来るのはどのぐらいのキズなのか?

これは実際にキズを見ていただくのが1番なんですが・・・

ついているキズがハッキリしているかどうかが目安になります。

キズは光の反射などで探しますよね。

どの角度から見てもしっかりキズがついている場合は黄色信号です。

またキズを反射させて見た時に保護層までであれば2重に見えますが、データに近い場所までキズが深くなると1本の線としてハッキリと見えます。

この場合は赤信号に近いので修復は困難だと思ってください。

今まで、ディスクの変形などで修復できなかった事はあってもキズもとれない、再生もよくならないといったケースが無かっただけにくやしい思いで一杯です。

最後までお読みいただきありがとうございます。